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シニアの婚活ルポ。求められる「お互いの家族への配慮」

シニアの婚活ルポ。求められる「お互いの家族への配慮」
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2018年11月6日 最終更新日:2024年2月24日

シニアの婚活ルポ。求められる「お互いの家族への配慮」

中高年の婚活をサポートする茜会の会員の過半数は60代以上。そのうち7割に結婚歴があり、そのほとんどにお子さんがいます。「好きだから結婚(=入籍)する)」とは単純にいかないのが、シニア世代の恋愛事情。子供や相続の問題、さらには介護やお墓の問題など、簡単に「結婚(=入籍)」できない数々の「おとなの事情」が存在します。
今回は、茜会の婚活パーティーで出会い、結ばれた70代のカップルの事例を通して、シニアの恋愛の実情に迫りたいと思います。

横浜市に住む74才の男性は、2年前に茜会のパーティーで知り合った71歳の女性と籍を入れない「事実婚」状態にあります。1週間のうち、5日間を男性宅で、残り2日間を女性宅で過ごしています。一見不便に思われるこのような「通い婚」の形態をとっているのには、理由があります。

男性には離婚した妻との間に、2人の娘さんがいます。娘さんたちにパートナーの存在を打ち明けたところ、承諾してもらえず、いまだにパートナーを娘さんたちに引き合わせることができていないそうです。一方、パートナーの女性は、前夫とは死別し、100歳近い亡き夫の母親がいます。「嫁」として義母を見送ってから籍を入れたいと希望しています。そしてこの女性は、一人息子にはまだ男性の存在を内緒にしているそうです。
このような双方の事情を踏まえ、お互いが歩み寄った上で、現在のスタイルに落ち着いているのです。

シニア層は、時間のゆとりがあるため、相手とじっくり向き合える反面、お互いの家族への配慮も必要となります。お互いの歩み寄りなくしては、中高年同士の恋愛は成立しません。必ずしも婚姻届にこだわらず、まずは柔軟に対応することが大切です。

しかしながら、「事実婚」における内縁の妻(夫)は、籍を入れる「法律婚」の妻(夫)と違い、相続権がないという点を押さえておかなければなりません。
「事実婚」のパートナーに財産を遺してあげたい場合、遺言書を書いておく、どこかのタイミングで「法律婚」に移行する、といった対策を検討しておく必要があります。「人生最後の恋」には、自分の死後も見据えた深い思いやりが求められるのです。

茜会は、会員やOB、OGの皆さんのお悩みやご要望にもっと寄り添っていけるよう、事実婚・内縁のカップル向けのお金と法律についてのセミナー、デートでウケるファッション講座なども今後企画していく予定で、来年からの本格始動を目指しています。

以上、夕刊フジ(10月26日発売)

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