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インフレ到来?老後のお金問題とシニア婚活をあらためて考えてみる

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2024年4月4日 最終更新日:2024年10月14日

昨年は円高と燃料費高騰の影響でさまざまな物が値上がりしました。スーパーで買い物をしたときにレジで値段をつげられて、その高さに驚いた方も多かったのではないでしょうか?

 

今年に入ってからも今のところ円安が収まる気配はありません。どんどん物価は高くなりますが、給料が上がる気配は感じられないため、老後のお金が心配になる方も多いことでしょう。

 

楽しい老後を送るためにも、お金の問題に向き合うことはかかせません。

 

そこで今回は老後のお金の問題とシニア婚活についてあらためて考えていきます。老後のお金が不安な方や、現在婚活中の方、婚活をした方がいいのではと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

コロナ前後で老後2000万円問題ってどうなったの?

老後のお金問題といえば、2019年に金融庁が発表した「老後2000万円問題」は私達に大きなインパクトを与えました。このニュースを聞いて老後のお金が不安になられた方も多いのではないでしょうか?

しかし、最近では「老後2000万円問題は実際には起こらない」といった話も出てきています。これにはコロナ禍で生活が大きく変わったことで、多くの人の収入や支出に大きな変化があったことが関係しています。

 

コロナ禍で働き方が変わったことや、外出を控えたり、リモートでのやり取りが増えたことで支出が減ったものがあるのは事実です。

とはいえ、物価が上がり続けているのも事実のため、これからも支出が増えないとはいえません。

 

結論から言うと、老後2000万円問題は各世帯によってかなり事情が異なります。その世帯の収入、支出、健康状態によって足りない世帯もあれば、むしろ黒字になる世帯もあります。

 

夫婦と一人暮らしの不足額はいくらになる?

 

参考までに、2023年度のデータから、夫婦と一人暮らしの不足額がいくらになるのかみてみましょう。

 

老後に必要な資金は次の計算式を使って計算できます。

 

【支出-収入】×12ヶ月×20~25年

 

2023年の二人以上の無職世帯の実収入は253,014円、支出は288,655円で、35,641円の赤字です。

 

無職単身世帯の実収入は119,513円、支出は154,665円で、35,152円の赤字です。

 

これを上の計算式に当てはめると、夫婦で仮に25年暮らした場合の不足額は10,692,300円になり、一人暮らしの場合の不足額は10,545,600円になります。

 

一見するとどちらも変わらないように思いますが、夫婦だと2人で暮らしているので、一人当たりに直すと5,346,150円になります。その結果、一人暮らしなら夫婦で暮らすよりも約2倍の金額が必要になると言えるでしょう。

 

この結果はあくまで調査世帯の平均額ではありますが、夫婦なら一人500万円程度、一人暮らしなら1000万円程度のお金を老後の資金として用意しておく方がいいでしょう。

 

老後の資金不足を解消するために新NISAなどの投資も選択肢にいれてみよう

老後の資金不足を解消するためにはどうすればいいのでしょうか?日銀がマイナス金利を解除するというニュースが最近出ていますが、解除されても金利が急激に高くなることはないでしょう。

 

そのため、定期預金だけで資金を貯めるより、新NISAなどの投資も選択肢に入れて資金を準備することをおすすめします。

 

新NISAとは2024年から始まった新しい制度で、株式や投資信託で投資をした際に、売却益や配当で得た利益が非課税になる制度です。新NISAは従来のNISAに比べ年間投資額の上限が増え、非課税の期間が無制限になっています。

 

そのため、以前のNISAよりさらに利用しやすくなりました。投資にはもちろんリスクがあります。しかし、つみたてで投資をした場合、15年以上続けていれば損をしないという結果がアメリカで発行された「ウォール街のランダムウォーカー」という本に載っています。

 

全く預金をせずに全て投資に回すことはおすすめしませんが、預金と平行して余裕のある資金を投資に回すと老後資金の準備がしやすくなるでしょう。

一人で生きていくとかかるコストは、二人で2倍にはならない

先にお伝えした2023年の支出をみてもわかるように、夫婦二人で暮らすのにかかるコストは単純に一人暮らしの2倍になるわけではありません。

 

人が生活していくには、住居費や光熱費、通信費など固定費が必ずかかります。そのうち、住居費や自宅のパソコンなどの通信費は一人で使っても二人で使ってもかかる費用は同じです。また、携帯代などは家族割がありますし、食費や光熱費も単純に2倍になることはありません。

 

一人で抱える固定費やリスクは夫婦二人で乗り越える

反対に、夫婦二人で暮らせば、絶対にかかる固定費を二人で半分ずつ出し合えます。また、どちらかが病気やケガをしてしまって働けなくなるといったリスクも夫婦二人であえば助け合えたり、補いあえたりします。

 

お金をかけなくても二人なら楽しむ方法はある

老後の楽しみと聞いて思い浮かびやすいのが旅行ではないでしょうか。しかし、旅行にはある程度のお金が必要です。

 

老後の過ごし方は夫婦二人ならお金をかけなくても充分に楽しむ方法があります。

 

例えば共通の趣味を作って楽しんだり、地域で開催されているイベントやサークルに二人で参加してみるのもよいでしょう。

 

家庭菜園や料理作りもおすすめです。一緒に家庭菜園で育てた野菜やハーブを使って料理を作れば節約と夫婦の楽しみを同時に行えます。

 

また、レジャー施設や映画館、カラオケなどさまざまな場所や交通サービスでシニア割が利用できます。どんなシニア割があるのか二人で調べてみて、さまざまなサービスを利用してみるのもいいでしょう。

 

二人でいろいろなことに挑戦すれば、自然に会話も増えます。もちろん相手がやりたくないことを強制してはいけません。二人でどんなことをしてみたいか?どんなことをすれば二人が楽しめるかいろいろと調べて、一緒に楽しめるものを探してみましょう。

 

一人の人はパートナー探しをしよう

老後を一人で過ごすより、二人で過ごす方が充実した毎日が送れます。また、老後のお金の問題も一人より二人の方が準備もしやすく、かかる費用も少なくなります。

 

今、パートナーがいらっしゃらない方は、老後を一緒に過ごせる方を探してみませんか?

 

もちろん一人だからといって老後の生活が充実しないとは限りません。人によってはお金の問題も既に解決されているかもしれません。

 

しかし、私達は当結婚相談所で結婚されたたくさんの幸せなご夫婦をみてきました。結婚された方は皆さん「本当に結婚してよかった。毎日が本当に楽しくて幸せです。」とおっしゃっています。

 

「人生の価値は思い出の数」という言葉があります。そして、楽しい思い出を作るのは「何を」したかではなく「誰と」したかが鍵になります。

 

老後を楽しく過ごすためにも、ぜひ一緒に過ごせるパートナーを探すことをおすすめします。

 

 

茜会はあなたのパートナー探しを全力で応援します

「婚活するのは面倒…」「今さら婚活なんて恥ずかしい…」そう思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、パートナーを探すのに何歳だから遅いということはありません。

 

また、一人で婚活するのは面倒だったり、相手が見つかりにくかったりするかもしれません。せっかく良いと思う方が見つかっても、うまくアプローチできないことや、関係が全く前に進まないこともあります。

 

茜会はたくさんのシニアの方々を成婚に導いてきた実績があります。婚活中に起こるさまざまなお悩みに対してアドバイスもできます。

 

ほんの少しでもこれから先の人生を一緒に過ごすパートナーが欲しいと思ってらっしゃる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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