茜会婚活ブログ

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2020年11月19日

女性自身(10/27発売)掲載「高齢の親の再婚」

「もしも親が『再婚したい』と言い出したら・・・。子供としての複雑な気持ちに加え、老親の再婚には財産や介護など様々な問題が。トラブルを防ぐ方法を聞いた。」

 

高齢者の再婚が増えている。国立社会保障・人口問題研究所によると、70歳以上の再婚数は00‘の1千718件から’18年には3千955件と倍以上に急増中だ。
「60代から70代になると、外出が減り、一気に人と会う機会が少なくなります。そんな日々を過ごす70代の方が、「あと10年、20年は生きられる」と思うと、一緒に食事をしたり、旅行したりと、人生を豊かに過ごせるパートナーを求める気持ちが生まれるんですね」こう語るのは、中高年からシニアの婚活支援、結婚相談を行う「茜会」の後藤礼美さんだ。
「本当に元気なご高齢者は多く、茜会に登録されている最高齢の女性は82歳で、男性は86歳です。恋愛することは生きる活力と心の安らぎを与えるので、みなさん、とっても若々しくなります。」ただし、高齢の親の恋愛を素直に喜べない子供も多いというのは、夫婦問題コンサルタントでFPの寺門美和子さんだ。「40代、50代からの、親の恋愛・再婚に関する相談は年々増加傾向にありますが、『いい年して、はずかしい』『いきなり現れた再婚相手に、財産の半分も持っていかれるのは嫌だ』と、拒否反応を示す方が多いです。しかし、私たちも若いころから親から反対されて経験したように、恋愛は反対されればされるほど燃え上がるもの。思わぬトラブルに発展することもあります。」

 

「財産トラブル防止に遺言書作成を」

 

こうした事例は、誰もが直面する可能性があるからこそ、寺門さんのアドバイスに耳を傾けたい。「大前提は、普段からコミュニケーションをしっかりとること。親は自分の恋愛を積極的に話しません。『一人で寂しくない?』『いい人いるの?』と聞いて、話しやすい雰囲気を作りましょう。急に身なりがきれいになるなど、変化を見抜くことも重要。交際相手がいることが分かっても、冷静に対応し、信頼してもらう事です」話ができる状況なら、財産問題にステップアップできる。「財産トラブルを防ぐためには、事実婚を選択してもらうのがシンプル。責任を果たしたいという思いがある可能性も。その先にあるのは入籍です」
たった一日でも婚姻関係があれば、配偶者は財産の半分を取得する権利を得る。当人だけの問題ではなくなるので、入籍前に、家族全員で話し合い、納得する答えを見つけなくてはならない。「不動産や預貯金などの情報を共有して、誰が管理し、親の死後、どうやって分けるのか、道筋を決め、遺言を残してもらう事です。問題は財産だけではありません。介護はだれがして、高齢者施設に入る場合の資金や葬式代は誰が払うのか、親や配偶者の墓をどこにするのか、その後の管理は誰がするのか、なども含めて話し合ってください。当然、交際相手の家族と話すことも必要。相続診断士などを交えて、話し合いを行うことがお勧めです」老親の再婚前に確認しておきたいことを、チェックリストにまとめたので参考にして欲しい。


「話し合いこそがトラブル回避の第一歩」

 

話し合いができれば、親も子も苦しまないですむケースも多い。親も遺産について悩んでいるのだ。神奈川県に住む、山本優子さん(79・仮名)は、5歳年下の男性と事実婚関係だ。

「私たちの交際を、三人いる娘のうち、長女だけが応援してくれています。次女、三女からは『だまされてるんじゃないの』『お父さんは一人で十分。もう孫に会わせない』と反対され、疎遠に。けれど、そろそろ財産分与も考えなければなりません。先日、娘たちに『会わないなら、財産をあげない』と伝え、ようやく話し合いが出来そうです」母娘関係を取り戻せる日を、待ち遠しそうに話してくれた。神奈川県在住の日吉勝さん(76)は、財産の使い道も家族にオープンにしている。「前夫と死別した妻と知り合ったのは、4年前の茜会のお見合い。すぐに事実婚に発展し、かけがえのないパートナーになりました」日吉さんは自分が先立った場合、事実婚の妻が守られるように、弁護士に相談し、配偶者と同じ立場である事を明記した「パートナーシップ契約」を結んだ。「介護に関しては、お互い可能な限り二人で生活し、限界を超えたら施設に入ると決めています。その際も、金銭的負担は子供たちにかけないと伝えているため、表立っての反対はありません」日吉さんは再婚する親の気持ちを、こう代弁する。「少ない財産ですが、私も妻も死んで、残っていれば二人の娘が等分に分ければいい。でも生きているうちは、やはり私の人生です。残されたわずかな時間、楽しく生きることを認めて欲しいと思います。」親の思いに耳を傾け、財産・介護・墓・葬式などトラブルを未然に防ごう。

女性自身の取材を受けさせていただきました。担当の小野様ありがとうございました。


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